「体調deお薬チェック」は平成25年度厚生労働科学研究「患者の自覚症状による副作用確認システムに関する研究」として作成されたものです。
薬に関して、不安に思ったり、わからないことがあったときに、医師や薬剤師に相談していいかわからない、相談の仕方がわからないという声があります。本アプリは、そうした問題を解決するために開発したアプリです。
ご自身が感じている「体調の変化」と服用している「薬の名前
を本アプリに入力することで、薬の副作用や飲み合わせ等をチェックし、薬剤師や医師への相談の必要性を判断し推奨します。薬剤師や医師への相談内容は、チェック結果を含め自動的に作成されます。薬局へメールで送信したり、次回の受診時に医師へiPadを見せながら相談することができます。
【お薬について調べなくても症状との関連性がわかる】
「お薬」を調べ、「お薬の副作用」と利用者が感じている「自覚症状」をご自身で照らし合わせるのではなく、利用者が感じている「自覚症状」と「お薬」を入力するだけで「自覚症状」と「お薬」の関連性を検索することが可能です。
【「おくすり相談
の機能】
人体図より「体調の変化」を選択
利用者が感じている体調の変化を、人体図の部位(頭や手足、全身など)からあてはまるものを選択することが可能です。
例えば、頭が痛い時は図の頭をタップし、表示された候補の中で利用者が感じている症状を選択することが可能です(鈍い頭痛、激しい頭痛など)。
また、直接、体調の変化を入力し、表示される候補の中からあてはまる症状を選ぶことも可能です。
処方薬と一般薬を区別
病院や診療所で処方された薬を入力するページとドラックストアや薬局で購入した一般用のお薬を入力するページがあり、薬の入力がしやすくなっています。
メール相談機能
利用者が入力した「体調の変化」、「薬の名前
と、チェック結果を自動的にメール本文として作成されます。そのまま薬剤師や医師に送信可能です。加えて、特に気になることやわからないこと、アレルギー体質、持病などもメール本文に追記できます。また「薬」を服用した時期と「体調の変化」があらわれた時期を、利用者が時系列に並べることができ、利用者の状況を正確に相談者へ伝えることをサポートします。
(※メールの送信先の医師や薬剤師は利用者があらかじめ登録する必要があります。)
わかりやすいチェック結果の表示
チェック結果では、薬剤師や医師への相談の推奨のみならず、入力した「体調の変化
のうち、どの症状が、服用しているどの「薬」と関連性があるかまで表示します。また、複数の「薬」を入力した場合、相互作用(飲み合わせ)の有無についても表示します。
結果の保存
利用者はチェック結果を簡単に保存することができ、必要なときにすぐに確認することが可能です。
履歴表示
利用者が保存したチェック結果は、「履歴」に登録されます。